デンソー、ハンガリーで可変バルブタイミング機構(VTC)の生産を開始

自動車 ビジネス 企業動向

デンソーがハンガリーでの事業を拡大する。同社の現地法人、デンソー・マニュファクチャリング・ハンガリー(DMHU)では現在、いすゞ自動車のポーランド工場向けにディーゼル噴射ポンプを生産しているが、来年8月までに新たに可変バルブタイミング機構(VTC)の生産を開始する。その後、2003年末にかけて、その他のエンジン制御用バルブの生産品目も追加する計画だ。

今回の生産品目拡大に伴う投資額は約3200万ユーロ(35億円)。すでに工場増築に着手しており、6月には完成する予定。

新たに生産品目に追加するVTCは、デンソーが世界シェアトップの商品。現在は日本だけで生産しているが、2003年2月からはメキシコ工場でも生産を開始し、日米欧の世界三極生産体制が整う。

生産品目拡充によりDMHUの売上高は、現在の6000万ユーロから倍増する見通し。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る