ダイムラー・クライスラーは今年1月、「パフォーマンス・ビークル・オペレーション(PVO)」の設立を発表、今後PVOグループからのハイパフォーマンス車をリリースする、とコメントした。
その第一弾となるのが、ダッジ『バイパーSRT-10』。PVOチューンで今年10月に販売が始まる予定だという。クライスラーではその後ダッジ『ネオンSRT-4』とダッジ『ラムSRT-10』を2003年の前半にリリースする、という。各SRTチューンはクライスラーのエンジニアによって馬力のアップやサスペンションその他をアップグレードさせたクルマで、パワフルかつ快適な乗り心地を提供するという。
同様の動きはGMにも見られ、まだ正式発表はされていないものの独自のパフォーマンスグループを近々発表する予定。
アメリカでは長く続いたSUV人気にやや陰りが見え始め、ミニバンブームもすでに去った。これからはパフォーマンス・スポーツクーペが注目される時代が来るのかもしれない。