交通検問で摘発されことが原因? 男性が警官の目前で自殺

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19日、鹿児島県頴娃(えい)町の町道で、交通取り締まり中の鹿児島県警・指宿警察署の捜査員がシートベルト未着用の男性を発見し、交通違反として摘発していたところ、自分のトラックに積んであった農薬を飲み自殺するという事件があった。

警察の調べによると、事件が起きたのは19日の正午前で、頴娃町上別府付近の町道を交通取締りを行なっていた指宿署の捜査員が、シートベルト未着用のまま走っている小型トラックを発見。交通違反として摘発するため、停車を呼びかけた。

49歳の巡査長が、このトラックを運転していた44歳の男性をパトカー後部座席に座らせて、摘発理由などを説明していたところ、この男性が「クルマに免許を置いてきた。ちょっと取ってきていいですか?」と言ったので、巡査長もこれを了承してこの男性をいったんパトカーから降ろした。

ところがこの男性は運転席に置いてあった小瓶を取り出し、その中身を飲んだ直後に昏倒して路上に倒れた。驚いた巡査長が救急車を手配、この男性は病院に搬送されたが、およそ2時間後に薬物中毒で死亡している。

男性が手にした小瓶には液体除草剤が入っており、そのうちの50cc程度を飲んだとみられる。警察ではこの男性がどうして自殺を図ったのか詳しい理由を調べるとしている。

《石田真一》

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