三菱自動車工業は26日、2月の実績を発表した。輸出は前年同月比で増加したものの、国内生産・販売がマイナスとなった。国内は軽乗用車『eKワゴン』が唯一健闘した。
2月は輸出が好調で、14カ月ぶりにプラスとなった。特に北米が31.9%増と大幅に増加。昨年8月に投入した『ランサーセディア』の売れ行きが好調だった。
一方、国内では販売が3カ月連続のマイナス。eKワゴン以外の車種の売れ行きが鈍かった。国内販売の減少が影響し、国内生産は2カ月ぶりにマイナスとなった。海外生産は北米は増加したが、アジア、欧州が減少した。