前日の米国株高に加え、デフレ対策への期待から買い戻しが入り、全体相場は5日ぶりに反発。自動車株は全面高となった。
三菱自動車工業が、前日比33円高の340円と大幅続伸した。ダイムラー主導の経営改革への期待が高まり、出来高も市場第8位とベスト10入り。大手経済紙が報じたリコールは材料視されなかったが、短期の資金が主体と見られるだけに、今後の株価の動きについては強弱が分かれるところだ。
日産自動車も、25円高の945円と反発。『マーチ』効果で国内販売の回復が見込めるとあって、下値では根強く買い物がり、出来高も市場第3位と高水準。トヨタ自動車、ホンダも反発し、富士重工業は3日続伸。