ヘビーユーザーは思い切り優遇します---北陸道高速バスが新運賃

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金沢−名古屋間の高速バスを運行する北陸道高速バス(名鉄バス、北陸鉄道バス、JR東海バス、西日本ジェイアールバスの共同運行)は、競合相手のJRから乗客を取り戻すため、従来の片道運賃より最大で1310円も安くした新運賃を4月下旬から導入するという方針を明らかにした。通常運賃は据え置くものの、回数券利用客への利便性を向上した。

今回導入される新運賃は、往復でバスを利用したり、回数券を購入するなどしたヘビーユーザーを優遇するというもの。通常運賃は片道4060円だが、往復で乗車券を購入した場合の片道運賃は3000円に。4枚つづりの回数券(2往復相当)の場合には、片道あたり2750円まで引き下げた。

北陸道高速バスが「金沢−名古屋線のライバル」とするのは、JR西日本/東海の特急「しらさぎ」号なのだが、料金面では圧勝しているものの、所要時間では規定運行でも1時間10分遅く、渋滞に巻き込まれた場合にはさらにそれが増す。その不確実性からビジネス客には不人気で、行楽客からも「終バスの時間が早すぎる」とのクレームが上がっていた。

このため、今回の新運賃の導入と同時にダイヤの見直しも行う予定で、具体的には双方での始発バス出発時間を1時間早くして、名古屋市内と金沢市内での渋滞を回避することで定時運行を確保するほか、最終バスの出発を1時間遅くすることで行楽客への利便性を図る。また、利用率の著しく悪い昼間の上下各1便については廃止することで、経費の削減も図るという。

《石田真一》

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