年度末の最終日とあって、見送り気分に支配され市場は超閑散。小口の売りに押されて、全体相場は3日ぶりに反落した。市場のムードの悪さを映し、自動車株も全面安。大手経済紙の一面トップで「大手3社の利益が9年ぶりに米ビッグスリーを上回る」と報じたが、反応したのは寄り付き直後だけ。
大口投資家が見送りを決め込み、トヨタ自動車が前日比170円安、ホンダが190円安と持ち合い解消の売りに押されて3日ぶりに大幅反落した。踏みとどまっていた日産自動車も、高値圏にあるだけに結局は20円安の938円と3日ぶりに反落した。スズキが安く、三菱自動車工業、マツダもさえない。