「ブレーキが効かない!!」という叫び声の直後に事故---原因は調査中

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2日未明、京都府舞鶴市の舞鶴自動車道舞鶴東インターチェンジ(IC)出口付近の道路で、大型トラックがT字路交差点をそのまま直進。フェンスをなぎ倒して40メートル先の川に転落するという事故が起きた。この事故で運転していた42歳男性が死亡している。

事故が起きたのは2日の午前3時ごろで、舞鶴自動車道舞鶴東IC出口の直後にあるT字路の交差点で、高速道路から一般道に降りてきたトラックがそのまま交差点をまっすぐ突っ切り、正面のフェンスをなぎ倒して5メートル下の畑に転落。そのまま40メートル近くを走りぬけ、近くを流れている川に頭から突っ込んだ。この事故で運転していた42歳のドライバーが全身を強く打って即死。交替要員として同乗していた23歳のドライバーが軽傷を負った。

京都府警では現場にブレーキ痕が見当たらないことから、当初は居眠り運転の可能性が高いとしていたが、その後の調べで仮眠していた同乗のドライバーが「ブレーキが効かない!!」という運転者の声で目覚め、その直後に転落したと証言を行った。このため警察は「何らかの原因でブレーキが使えなくなった結果、事故に至った」ということも視野に入れ、整備不良によるブレーキ故障や、過積載による一時的な機能喪失が無かったかなどを検証するとしている。

事故を起こしたトラックは、福岡県から石川県に野菜を運ぶ途中だったという。

《石田真一》

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