埼玉で連続当て逃げ事件---ドライバーの意識が無かった!?

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2日、埼玉県東松山市の国道407号線で、信号待ちをしていた乗用車に後方から走ってきた別の乗用車が追突し、そのまま逃走するという事故が起きた。このクルマはその後も次々と他車との衝突を繰り返し、最初の現場から2km過ぎたところでようやく止まった。

警察の調べによると、最初の事故が起きたのは2日の午後7時ごろで、東松山市内の国道407号線交差点で信号待ちをしていた24歳女性の運転するクルマに後続車が追突。弾みで前のクルマを押し出して3台が関係する玉突き衝突となった。追突してきたクルマはそのまま現場から走り去り、今度は1km離れた場所で別のクルマと接触。ここでも止まらずに走り抜け、300メートル離れた別の場所で4台が関係する玉突き事故を起こしてようやく停止した。一連の事故で5人が軽傷を負っている。

埼玉県警はこのクルマを運転していた65歳の男性を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕したが、言動や行動など、様子が明らかにおかしかったため、病院で検査を行ったところ、脳内出血を起こして意識が朦朧とした状態であることが明らかになった。このため、警察ではこの男性を一時釈放し、治療後に再び事情を聞くとしてその場で入院させた。

警察では事故と脳内出血の因果関係を調べているが、同様の症状を起こして運転中に意識不明となり、事故に至ったケースもあることから、警察では専門医の意見を参考にするなどして慎重に捜査を続けていくとコメントしている。

《石田真一》

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