鮮やかな手口! 最初からねらっていた? ---キーシリンダーを素早く引き抜く

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さいたま市教育委員会(埼玉県)は3日、さいたま市の市立中学校に勤務する女性教師のクルマから、修学旅行の積立金450万円の入った預金通帳と印鑑が盗まれ、その後これが全額引き出されていたことを明らかにした。

事件が起きたのは3月20日の夜で、ファミリーレストラン駐車場に止められていたさいたま市内の市立中学校に勤務する女性教師のクルマから、修学旅行積立金450万円が入った通帳と印鑑が盗まれた。この教師は自分が勤務する学校で修学旅行の会計責任者を担当しており、当日は勤務終了後に知人と食事をしていたという。通帳の入ったバッグは助手席側シート上ではなく、足元に置いてあったとしている。

被害にあったクルマは、助手席側ドアからキーシリンダーごと抜かれており、最近目立つピッキング型犯罪とは一線を画するという。いわばプロの犯行で、周辺に止められていた他車の被害が無いことから、警察では犯人が女性教師のクルマのみを狙っていた可能性が高いとみている。

なお、盗まれた通帳に入っていた現金はすでに全額が引き出されており、全く残っていない状態だった。警察では預金の引き出しを行った銀行支店の特定を進めており、保存してあった防犯ビデオの画像などの分析を行っているとコメントしているが、犯人の行方はまだわかっていない。

《石田真一》

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