暴走族のバイクを退治するのは警察の覆面バイク!? ---全国初の試み

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和歌山県警は4日、暴走族の取締りを積極的に行うため、県警内に「暴走族対策室」を新たに設置。同日から活動をスタートした。

暴走族対策室の専従捜査員は12名で、この他に交通機動隊の白バイ隊員や、各所轄署の少年課の捜査員など68名を対策員として指定。総勢80名で取締りを行っていく。

対策室発足に合わせ、これまでは危険が生じることを理由に夜間運用を行ってこなかった白バイを運用し、暴走族の追跡に当てることや、全国初のケースとして市販バイクをそのまま使う「覆面バイク」の導入も行われる。

特にこの覆面バイクについては、機密保持を理由に導入台数が明らかにされてない。わかっているのは市販の大型バイクを使用すること(メーカーと車種不明)、高精度のCCDカメラを搭載して走行中の暴走族の撮影が可能となっていること、そして活動エリアが和歌山県全域であることの3点だけ。バイクを操るのは白バイ隊員で、もちろん私服だという。

暴走族対策以外にも用途があるのではないかという気もするが、当面は暴走族対策室の専従使用となるので、ほかに心当たりのある方はご安心を。

《石田真一》

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