「金利0%でなければクルマは売れない」---フォード、ついにあの人気車種も

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「金利0%でなければクルマは売れない」---フォード、ついにあの人気車種も
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フォードでは5月1日まで自動車ローンの金利0%キャンペーンを延長実施する、と発表。ほとんどのフォード乗用車、トラックで36カ月のゼロ金利ローンが利用できる。これはリベート金額にして500から2500ドル相当(約6万6000円−32万9000円)となる。

しかも今回は、前回までのキャンペーンで人気車種として除外されていた『エスケープ』にも、ゼロ金利ではないものの500ドルのリベートが実現する。これでインセンティブが適用されないモデルは『サンダーバード』とリミテッドバージョンの「SVT」シリーズのみとなった。

しかしGM、クライスラーと共にいつまでも続けられるゼロ金利キャンペーンは企業の収益に確実にボディブローを与える。JDパワーアンドアソシエイツの試算では、2001年度の自動車メーカーのインセンティブ総額は450億ドルにも達している。

しかもアメリカでは「ゼロ金利でなければクルマは売れない」というセオリーができあがりつつあるようで、どのメーカーがまっ先にこのキャンペーン競争から脱出できるのかに焦点が移っている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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