【ワールドカップ】警察庁がフーリガン対策に新兵器導入---全国に1400丁

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【ワールドカップ】警察庁がフーリガン対策に新兵器導入---全国に1400丁
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警察庁は8日、サッカーのワールドカップの会場警備に当たる一部の機動隊員が装備することになるドイツ製サブマシンガン(機関拳銃)を公開した。警視庁の機動隊員によるテロリスト制圧の模擬演習も合わせて公開されている。

今回、警察庁が導入し、全国の警察本部に合計1400丁が配備されるサブマシンガンは、ドイツのヘッケラー&コッホ社の『MP5-N』というもの。1分間に800発もの発射能力があり、しかも命中精度が非常に高いことから、世界各国の特殊部隊やテロ対策チームが制式採用しているモデル。国内企業によるライセンス生産ではなく、全量が輸入される予定。

警察庁ではテロリスト対策の一環として、サッカー・ワールドカップの会場警備に当たる一部の機動隊員にサブマシンガンを与え、応援に乗じた暴動などが起きないようにするという。また、逮捕したフーリガンを護送する際に、収容施設が足りない場合には他県に一般のバスを使って移送することも検討されているが、そのときに護衛する警察官もサブマシンガンを携帯することになる。

海外の大規模イベントでは、MP5を片手に会場警備を行う警察官の姿は珍しくないが、国内ではもちろん今回が初めて。ちなみにワールドカップの会期後には各警察本部の機動隊内で拳銃と同様に扱われることとなる。警察官による拳銃使用基準が緩和されて間もないが、これが実際に使われないことを祈るのみだ。

《石田真一》

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