拉致・監禁疑惑のある偽造ナンバー取付車を見失っても「事件性は不明」

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10日午後、女性を拉致・監禁した疑いのある不審なクルマを追跡していた茨城県警のパトカーが、わずか6分あまり追跡したのみでこのクルマを見失っていたことが明らかになった。県警では「被害報告はなく、事件性があるかどうかも不明」としたが、引き続きこのクルマの行方を追っているとコメントしている。

事件があったのは10日の午後4時ごろで、美野里町の国道355号線の交差点脇にあるガソリンスタンドの店員から、「女性がクルマの中から“助けてくれ”と大声で叫んでいた」という内容の110番通報が寄せられた。このため、地元の石岡警察署のパトカーと、県警機動捜査隊のパトカーがこのクルマを追跡した。

しかし、該当するクルマの窓ガラスはフルスモークとなっており、車内の様子を確認することができず、そのまま6分あまり追跡したが途中で見失ってしまった。その直後、クルマの照会データが届き、このクルマに装着されていたナンバープレートが偽造であることが判明。その頃にはクルマの姿はすでに現場付近には無かったという。

県警では「近くで女性が行方不明になった届け出は今のところ出ていない。不審車両のナンバープレートは後に偽造であることが判明したが、追跡当時には事件性を感じられず、当該車両を停止させるに至らなかった」とコメントしている。

《石田真一》

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