群馬県が33年連続で日本一を更新---自分専用車が持てるとはうらやましい

自動車 社会 社会

群馬県警は11日、同県の公安委員会が把握している運転免許の所有者が今年3月末時点で133万6600人となったことを明らかにした。全国的な統計では昨年12月末時点での判断となるが、33年連続の日本一は間違いないだろうとコメントしている。

3月末の時点で、群馬県内で何らかの運転免許を保有している人の合計は133万6600人で、前年よりも1万3311人増えた。このうち男性は74万9065人、女性は58万7535人となっている。公共交通機関が充実しておらず、これらによる移動で不便を強いられる地域が多いことがその要因。

これは自動車の保有台数にも表れている。県内ナンバーで登録されているクルマ(軽自動車含む)は166万9065台で、1世帯あたりの保有は2.37台。これは家族のそれぞれがおおむね自分専用のクルマを有していることを証明した数字だ。ただ、世帯あたりの保有台数トップは福井県で1世帯あたり2.41台、群馬は長野県と同率で2位。

ちなみに1世帯あたりの保有台数が最も多いのは小野上村で3.94台。宮城村、昭和村、嬬恋村などいずれも農村地帯が目立つ。農作業用で使うクルマと、移動に使う普通乗用車の両方を所有しているためだろうと考えられている。また、クルマ1台あたりの人口比では嬬恋村がトップとなり、クルマの台数が村の人口を超えてしまった。

群馬といえば、マンガ『頭文字D』の舞台となった場所でもあるが、最強の走り屋を育てる秘訣は自分専用車を簡単に持てる環境にあるということか。ちなみに以前トヨタは「やっぱりトヨタでしょう」というセリフで締めるコマーシャルを流していたが、これが群馬では「やっぱり“2台目も”トヨタでしょう」となっていた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  2. 史上最高の暑さが襲ったニュル24時間耐久レース、トーヨータイヤ「PROXES Slicks」が貫いた不屈の走りPR
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る