【ワールドカップ】これもフーリガン対策!! 期間中は刑事裁判ナシ

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札幌地検と札幌地裁は18日、サッカー・ワールドカップの予選期間中にあたる6月1日から10日間、札幌地裁での刑事裁判を行わないという方針を明らかにした。フーリガンが暴動を起こした際、検察官が聴取に動員され、公判維持できない可能性が高いことが理由。

札幌では、フーリガンが来襲する可能性の高いイングランドやドイツの試合が行われる。北海道警との協議の結果、当初は「30人程度の逮捕者が出る」と想定し、勤務する検察官のローテーションなども決めていた。ところがイングランド代表チームの主将であるベッカムの負傷により、7日のイングランド×アルゼンチン戦が大波乱になる可能性が浮上。警察による逮捕予測も100人以上に上方修正されたため、罪状を認定し、起訴/不起訴の決定を行う検察官が足りなくなるという心配も出てきた。

このため、本来は刑事裁判などに出廷予定だった検察官も聴取要員とするため、札幌地裁などに対し、ワールドカップ予選期間中に公判日時を設定しないという要請を内々に進めてきた。公判日時を最終決定するのは担当の裁判官に委ねられているが、札幌地裁では特例措置として裁判所全体で刑事裁判を行わないことを決めたという。

約10日間、刑事裁判は行われないが、逮捕状の交付や、業務上過失致死傷以上の交通事故などを起こした際の留置期間決定など、裁判外の刑事部業務は通常通り行うとしている。また、民事裁判には影響が無く、こちらも期日通りに行われるとしている。

《石田真一》

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