欧州で義務づけの次世代ヘッドランプ、日本でも公道実験

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市光工業は、AFS(配光可変型前照灯)搭載車両の公道試験に関して国土交通大臣から3月12日に認可を取得、本格的な公道実験を開始したと発表した。

今回、認可を取得したのは同社とフランスのヴァレオが共同開発したもので、1つのバルブで走行用・すれ違い用を切り替えることができる配光制御式ヘッドランプ。道路環境と走行条件に合わせて自動的に走行用、すれ違い用を制御する。これによってステアリングの動きに応じてヘッドランプを左右に回転し、車の進行方向を照射することで、悪天候運転時の視界と視認性を向上する。

欧州ではAFSが将来義務付けられる予定で、2003年にはカーブ用配光、2005年には市街地、高速道路、濡れた路面など、環境別の配光が法制化される見通し。

国土交通大臣の認可は、先進的な技術を公道試験する際、必要となるもの。今後、公道試験を続けてAFSの実用化を目指す。

《レスポンス編集部》

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