地域の環境改善を目的に導入された「環境ロードプライシング」が苦戦している。首都、阪神の高速道路公団が昨秋に試行導入してから半年が経つが、同制度の利用台数は首都高速で1日150台。阪神高速はわずか同3台という。
ETC装着を前提としたため、ETC自体の低普及率が足を引っ張っている。「もっと料金格差をつけないと迂回効果があがらない」という指摘もあるが、公団では「あまり安くすると償還計画に響くし、逆に料金を割り増すと一般道に迂回されてしまう」と頭を痛めている。
地域の環境改善を目的に導入された「環境ロードプライシング」が苦戦している。首都、阪神の高速道路公団が昨秋に試行導入してから半年が経つが、同制度の利用台数は首都高速で1日150台。阪神高速はわずか同3台という。
ETC装着を前提としたため、ETC自体の低普及率が足を引っ張っている。「もっと料金格差をつけないと迂回効果があがらない」という指摘もあるが、公団では「あまり安くすると償還計画に響くし、逆に料金を割り増すと一般道に迂回されてしまう」と頭を痛めている。
《編集部》