ジャガー・レーシングにとって重要な存在だった、フォードのプレミア・オートモーティブ・グループ代表のウォルフガング・ライツレがフォードから離脱することが明らかとなり、ジャガーはさらに苦しい状況に追い込まれた。
親会社であるフォードのF1離れ加速が心配されるが、チームCEOのニキ・ラウダはフォードのチームへのサポートは変わらないと明言した。「ニック・シェイラ(フォードの最高執行責任者)が先週木曜日に電話をくれたんだが、ジャガーF1はフォードのフルサポートを受けられることを確約してくれたよ。目標を成し遂げるために精一杯努力しつづけるようにと言ってくれた」
しかし頼みの親会社も最近多額の損失を出しており、経済的にもパフォーマンス的にもジャガーにとって苦しいシーズンが続くことになりそうだ。