三菱自動車工業は13日、同日開催した取締役会で、同社と子会社の執行役員と社員を対象にしたストックオプション(新株予約権)を発行することを決めた。
ストップオプションの発行は経営再建計画「ターンアラウンド」の推進に向けたグループ内の士気向上を狙って実施するもの。対象を一般社員にまで広げることで、現場レベルでの業績改善に向けた意欲向上をはかる。
6月25日に開催する株主総会で正式に決定し、同社の普通株式200万株を上限に発行する。権利が行使できる期間は2004年7月1日の2009年6月30日までの5年間。