スズキ、マルチ子会社化を発表

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スズキは16日、インド政府との合弁会社でインド最大の自動車メーカー、マルチ・ウドヨグ社の株式の過半数を取得することで同政府と合意したと発表した。スズキは同社を子会社化することでインド市場での戦略を自社主導に切り替えることになる。

マルチ社はインド政府とスズキが折半出資する半官半民のメーカーだが、インド政府の方針により民営化することが決まった。スズキはマルチ社が実施する株主割当増資、40億ルピー(111億円)の全額を引き受け新たに122万株を取得する。これによりスズキの出資比率は54.2%となる。

同社をめぐっては社長人事をめぐりスズキとインド側との内輪もめがあったいきさつがある。子会社化によりスズキは今後、自社主導でマルチの運営を行えることになる。ただ、経営支配権を得る“対価”として278億円をインド政府に支払わなければならないという。将来有望なインドとはいえ高い買い物になったようだ。

《編集部》

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