【マツダ『アテンザ』発表】柔軟さが売りのエンジン

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【マツダ『アテンザ』発表】柔軟さが売りのエンジン
【マツダ『アテンザ』発表】柔軟さが売りのエンジン 全 2 枚 拡大写真
『アテンザ』のエンジンは、ミニバンモデルの『MPV』から採用されはじめた、新開発の直列4気筒オールアルミ「MZR」シリーズだ。これはフォードグループの「I4」と呼ばれる新世代直4エンジン群の一角を担うものだ。北米市場向けにはほかにフォード製の3.0リットルV6が搭載されるが、日本では直4のみとなる。

排気量は2.0リットルと2.3リットルの2種類。スペックは2.0リットルが150ps(110KW)/6000rpm・18.6kgm/4500rpm、連続位相可変バルブタイミング機構付きの2.3リットルが178ps(131KW)/6500rpm・21.9kgm/4000rpm。

最近各社がリリースした新型エンジンの多くが排気量1リットルあたりのトルクが10kgm程度となっているのに比べると、スペックの面でやや見劣りがするが、最大トルクの90%を1750rpmから6000rpmという広い回転域で発生する柔軟さが売りとなっている。また、エンジンサウンドのチューニングにも細心の注意が払われており、ドライビングプレジャーを演出する。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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