97年5月に登場して以来、「和製シボレー・アストロ」の異名をとった角型のフォルムと派手なフロントマスクが人気を呼び、国産大型ミニバンのカテゴリーで圧倒的なトップシェアを維持しつづけた日産『エルグランド』が21日、ついにフルモデルチェンジを迎え、2代目モデルへとバトンタッチした。
新型エルグランドのコンセプトは「『夢』と『くつろぎ』と『感動』を提供できる最高級ミニバン」だ。存在感のあるエクステリアデザイン、ゆとりのある室内、大型ミニバンとしては高い動力性能、デュアルディスプレイ付きナビゲーションシステムなど、旧型モデルのセールスポイントとなっていた長所をすべて進化させた意欲作となっている。
ターゲットとして想定しているユーザーは「スケールの大きい男性」。何事にも積極的に行動し、家族や友人を大切にする、頼りがいのある男のライフスタイルを積極的に応援するクルマに仕立てたと日産は主張している。