結局はカネせびり?〜あきれた都道府県知事の“政策感覚”

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全国の都道府県知事らで構成する「全国高速道路建設協議会」は21日会見し、高速道路の整備推進に関する緊急提言をPRした。

提言は、審議入りした「道路関係4公団民営化推進委員会」の設置に、中立的な立場の者を選ぶことを求める半面、委員に地方公共団体の代表の就任を求めたほか、国に当初予定通りの1万2000kmあまりの高速道路整備を求めるなどの内容。

会見に参加した知事からは「第2東名は都心とは直結しないが、やがて圏央道とつながる」(静岡知事)、「各地域の競争力をつけるための交通インフラ整備は平等に」(大分知事)など、高速道路の建設推進を求める意見が相次いだ。

ただ、発言内容からは「地域の自立」や「地方分権」を唱えつつ、結局は国頼みで道路を作りたいという、自立とはほど遠い姿勢がありありと伺え、「県内の予算で高速道路を優先し、他の道路の建設を後回しにする考え方はないのか?」との記者の質問には「予算にはいろいろあるので」(大分知事)という回答にとどまった。

《編集部》

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