【新聞ウォッチ】日石三菱が社名変更、石油会社も“三菱色”薄まる

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【新聞ウォッチ】日石三菱が社名変更、石油会社も“三菱色”薄まる
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年5月24日付

●2001年法人申告所得ランキング、トヨタが2年連続首位(朝日・3面)

●男子バスケ、田臥勇太選手がトヨタ入り(朝日・18面)

●三菱自動車販売、「リコール車」修理せず販売(朝日・34面)

●「直球曲球」大野陽男・日本自動車部品工業会会長「コスト削減、いつも危機感」(読売・8面)

●トヨタ新型小型車「イスト」目標の3倍(読売・11面)

●三菱自動車、米でハイブリッド車販売へ、ダイムラーと共同開発(産経・11面)

●ホンダNSX-Rが復活、性能高く値段も最高(産経・11面)

●日石三菱「新日本石油」に社名変更、“三菱色”の薄まり反映(産経・11面)

●スズキ、世界最大の排気量638ccのスクーターを発売(東京・8面)

●国土交通省、高速道路料金、値下げ検討へ(日経・7面)

●日産のカルロス・ゴーン社長「W杯経済効果に期待」(日経・11面)

●三菱自動車も上級ミニバン、国内で来春発売(日経・13面)

●BMWがオートバイでリコール届け出(日経・42面)

ひとくちコメント

きょうの日経が、三菱自動車が「世界戦略車となるも上級ミニバンを国内で来春発売する」と報じれば、産経は「ダイムラークライスラーとの間で、ハイブリッド車を開発、米市場での発売を検討中」と掲載。いずれもロルフ・エクロート次期社長とのインタビューの中で明らかにしたものだが、産経の紙面構成が興味深い。

その経済面では、日石三菱が「新日本石油」に社名変更すると発表した記事も同時に取り上げているが、文中には「合併から約3年を経て、“三菱”の文字が社名から消えることになった」と書かれている。三菱自動車とは関係のない記事だが、サブタイトルの「“三菱色”の薄まり反映」は、見方を変えれば、三菱自動車にも当てはまる。

そんな新型車攻勢で業績回復を急ぐ最中、系列ディーラーの愛知中央三菱自動車販売が「リコール対象車」を未修理のまま「新車」として販売していたことが発覚したと、朝日が社会面で報している。リコール隠ぺい事件から間もなく2年、相も変わらず懲りていないようだ。

《福田俊之》

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