【新型日産『エルグランド』発表】デザイン目標は「らしさ」の確立

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【新型日産『エルグランド』発表】デザイン目標は「らしさ」の確立
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先代のヒットを受け、新型『エルグランド』のデザイン目標は「ELGRAND-ISM=エルグランドらしさの確立」。カスタマーの期待よりももう一歩先を提示したという。

新型エルグランドのデザインを担当した日産自動車デザイン本部第二プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの山崎剛さんによると、「先代が最高級ミニバンとしてトップブランドの地位を築いただけに、いいものは受け継いでいこう、と」

そのためにデザイン目標を「ELGLAND-ISM=エルグランドらしさの確立」と掲げ、「confidence=みなぎる自信」と「newness=明快でクールなデザインテイスト」をキーワードに、「二代目エルグランドにかけるお客様の期待よりも、さらにもう一歩先のものを提示していこうと考えた」と山崎さんは語る。

前作との違いについては、「気持ちとして変えたつもりは無い。スピリットとして持っている思いは一緒です。先代の押し出し感は継承していく方向で、デザインの表現手法を少し変えただけ」という。

フロントのデザインについて、「先代はフロントのカタマリの中でバンパーはバンパーとして独立していたが、バンパーもグリル・ヘッドライト同様“顔”であり、新型ではバンパーをフロントのひとつのカタマリとして融合して、よりおおらかでアメリカンなイメージを狙った」

さらに『マーチ』や、今年3月にニューヨークショーに出品された『ムラーノ』にも共通する、フロントバンパーからサイドにかけて回り込むデザイン処理について山崎さんは「確かに意識はした。プランビューで見たとき、フロントエンドからタイヤ、サイドへかけてダイナミックな造形を作ることが出来るから」という。一連の日産CMでおなじみの中村史郎デザイン本部長によると、「同じ時期に社内で同じようなことを考えていただけ。この造形処理を日産のアイデンティティとして今後もずっと使っていくつもりは無い」そうだ。

《レスポンス編集部》

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