【新型日産『エルグランド』発表】聞きました---トヨタ『アルファード』は?

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『エルグランド』発表】聞きました---トヨタ『アルファード』は?
【新型日産『エルグランド』発表】聞きました---トヨタ『アルファード』は? 全 4 枚 拡大写真

日産『エルグランド』とトヨタ『アルファード』の最高級ミニバンを巡る真っ向勝負は既報の通り。エルグランドのデザインを担当した日産自動車の山崎さんはスクープ雑誌でアルファードを見て、「狙ったゴールが違っていて安心した」と語る。

エルグランドとアルファード、日産とトヨタの最高級ミニバンという位置付けも同じで、新車発表会も一日違い。トヨタの張社長も発表会で「同じマーケットに属するクルマ」とライバルを意識した発言をするなど、両者ともかなり気になっている様子。そのあたりをエルグランドの担当デザイナーにぶつけてみた。

「確かに気にはなりました」そう語るのは、日産自動車デザイン本部第二プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの山崎剛さん。「2代目エルグランドの開発を始めたのが1999年、ちょうどライバルの『グランビア』がマイナーチェンジしたのと同じ頃」だったようだ。「それだけに次のグランビアが出てくるかが気になりましたが、初代エルグランドが優位に立っていたこともあり、自信があった」という。

新型エルグランドはメッキに頼らない押し出しで高級感を演出した。スクープ雑誌の『マガジンX』等でアルファードを見たときは「狙っていたゴールがエルグランドと違っていて、安心した」そうだ

またヒット作の次を作るのは難しいと一般に言われているが、全体的に先代のイメージを残しながらも大胆に変えた新型エルグランドのスタイリングについて山崎さんは、「デザイン開発途中でコンサバティブにしようとは思わなかった。進化させるという意味で新しいものを作ってやろうという意気込みだった」と当時を振り返った。

なおエルグランドのデザイン開発は日産デザイン本部が担当したが、生産にあたる日産車体株式会社のデザイン部も作業協力している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る