仮眠というより爆睡? 少年による交番破壊に当直警官は全く気づかず

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6日未明、兵庫県三田市内で少年3人が交番を破壊している現場を新聞配達員が見つけ、110番通報した。交番内部は花火で焼かれ、駐車中のパトカーも破壊される被害を受けていた。当時この交番では2人の警察官が仮眠していたが、全く気づかなかったという。

事件が起きたのは26日の午前4時すぎで、兵庫県警三田警察署管内にあるウッディタウン交番の内部で、2〜3人の少年が交番内部で花火をしているのを現場近くを通りがかった新聞配達員が見つけ、持っていた携帯電話から110番通報を行った。三田署はパトロール中の警察官を手配したが、現場に着いたときには少年は逃走して姿を消していた。

駆けつけた捜査員が交番の内部を調べたところ、机や書類保管庫などが花火によって燃やされており、外に置いてあったパトカーも赤色灯やフェンダーミラーなどが破壊されていた。

当直していた2人の警察官は奥で仮眠を取っていたが、少年らが騒いでいたことには全く気づいておらず、応援の警察官が到着して初めて事態を知ったとされる。

警察では悪質な器物損壊事件として逃げた少年の行方を追っているが、神戸西区で暴力団員に拉致された大学院生が殺されるという事件のときも、現場近くにあった交番の警察官2名は仮眠をしていて到着が遅れたという経緯がある。勤務時間中の休憩も必要かもしれないが、自分たちのいる交番を壊されても気づかないというのは相当な問題ではないだろうか。

《石田真一》

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