米国株式の下落を受け方向感のない中、全体相場は続落。自動車株もさえない動きとなった。日産自動車が前日比15円安、ホンダが40円安と反落。
調査会社フォーイン社の調査によると、トヨタ自動車、ダイハツ工業、日野自動車を合わせたトヨタグループが世界のトップ3入り。世界54カ国の自動車工業会発行資料などから集計したもので、2001年の世界販売台数がダイムラークライスラーを上回った。
さらにトヨタ自動車は、7月発売の小型商用車バンの生産をダイハツに委託することを発表。グループの結束力を印象付けたが、肝心の株価はさえない。トヨタは3490円と前日比変わらずで、ダイハツ、日野の両社は下落した。
業績急回復で買われたプレス工業は、利益確定売りに押されて5円安の92円と3日ぶりに反落した。