【新聞ウォッチ】トヨタ、「カンバン方式」を病院経営にも伝授

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年5月30日付

●自動車メーカーVS鉄鋼業界、コスト攻防激化 (読売・9面)

●トヨタ、病院に経営指南、三菱商事と合弁、事業(朝日・3面)

●低公害車普及加速中、予想上回り200万台突破(産経・9面)

●時速325キロのフェラーリ、2500万円、日本販売27台のみ(東京・8面)

●ハンドル付き電動車いす、クルマのような外観が人気(東京・11面)

●日産「セフィーロ」をリコール届け出(東京・28面)

●自動車部品、系列で浮沈、ホンダ系最高益相次ぐ、日産系値下げ要求重く (日経・3面)

●マツダ、7月にも新型「ファミリア」を中国で生産 (日経・13面)

●日産、ルノーの戦略合弁会社発足 (日経・13面)

●未修理の三菱リコール車、群馬でも販売 (日経・42面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が「カンバン方式」を病院にも導入するなど、経営効率化を目指す病院のコンサルティング業務に乗り出す。6月25日にトヨタが51%、三菱商事が49%の出資比率で新会社「グッドライフデザイン」を設立すると発表、きょうの朝日などが報じている。

豊田市内で運営している「トヨタ病院」から医療事務を受託するとともに、周辺の医療機関からの受注活動に取り組んでいくという。「全国には厳しい病院経営に直面している病院も多く、経営の効率化を目指す動きが増えるのは確実」(朝日)とみられており、無駄を省くトヨタ流の経営ノウハウを病院経営にも伝授する。

本業の自動車分野は、少子高齢化社会を迎えて国内需要も頭打ち傾向にある。トヨタはニーズが高まっている医療・介護事業を新たな柱に育て上げたいという狙いがあるようだ。

《福田俊之》

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