【新型VW『ポロ』発表】『ポロ』が『ルポ』顔をしているわけ

自動車 ニューモデル 新型車
【新型VW『ポロ』発表】『ポロ』が『ルポ』顔をしているわけ
【新型VW『ポロ』発表】『ポロ』が『ルポ』顔をしているわけ 全 3 枚 拡大写真

新型『ポロ』のデザインについてフォルクスワーゲンAG研究開発部門A0/A00クラスのプロダクトマネージャー、クリスティアン・ビュアマンに話を聞いた。

【画像全3枚】

---全体的にはキープコンセプトに感じるが、デザインの意図は?

「私はデザイナーに対して、すぐに飽きるデザインではなく、5-6年乗っても飽きのこない、普遍的なものをつくるよう指示をした。そういうことを求められるとデザイナーはシビアになる。しかし自動車は高額でしかも長い間連れ添うものなので、奇をてらったものよりはシンプルで飽きのこない、何年たっても買って良かったと思えるものが大切だと思う」

---特にフロントなど、ぱっと見て『ルポ』のようなデザインにした意味は?

「それはポロがルポとファミリーであることを示したかったから。ポロがコンパクトカーとして、ルポがサブコンパクトカーとして同じファミリー。しかしディティールは異なっている。むしろ『パサート』を意識したところが多い。エクステリアではフェンダー周りの造形や、インテリアではインパネ周り。クロムのリングを巻いたり、ドアノブもクロム仕上げで高級感を出している。全体的にはポロはルポより大人のイメージに仕上げている。ルポには4ドアのモデルはないし、乗っていただくとさらによくわかると思う」

---ポロと同じカテゴリーに属して、ヨーロッパにも輸出されているトヨタ『ヴィッツ』、日産『マーチ』、ホンダ『フィット』についてどう思うか?

「それぞれ会社ごとのアイデンティティを伝えようとしていることがデザインに出てきている。同じようにポロでは、遠くから一目見てフォルクスワーゲンのクルマとわかるアイデンティティを出せたと思う」

なお日本仕様については、左右ハンドル位置とボディーカラー(7色。本国では15色)以外は本国と違いはないという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る