【新聞ウォッチ】リップルウッド、今度は「オギハラ」と買収交渉

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年6月3日付

●低公害車勢ぞろい、東京・代々木公園で「エコカーワールド2002」開催 (朝日・29面)

●Wカップ観戦帰りに交通事故、北海道、2人死亡 (朝日・38面)

●ベトナムで5−9日までモーターショー開催(日経・9面)

●特集企画「経営を変える」日産自動車カルロス・ゴーン社長、系列の破壊者「創造」に挑む (日経・13面)

●タクシーサイト・ドット・コム、タクシー料金、携帶で無料検索(日経・15面)

ひとくちコメント

サッカーファン待望のワールドカップが開幕した。「3日(月)の朝刊は休刊の予定を変更し、通常通り発行します」(朝日2日付)と社告のとおり、きょうの各紙は特別版を発行している。ただし、1面トップは「空席、1万8000人分」(東京)と「雪辱のピンチ、ベッカム復活」(産経)の2紙を除くと、「鈴木議員、献金400万受領」(読売)など、W杯とは無関係の話題を取り上げている。

もっとも、各紙ともワールドカップ関連の記事を5〜6頁も割いて掲載、開催期間中は他の情報は目立ちにくい。だが、1日(土)の日経、東京などの夕刊が報じたところによると、「旧日本長期信用銀行(現・新生銀行)を買収した米国のリップルウッド・ホールディングスが自動車用金型で世界最大手の独立系部品メーカー「オギハラ」に資本参加することで最終調整に入った」という。事実上の買収であり、新社長は入交昭一郎・元ホンダ副社長が有力とも報じている。

ワールドカップで一喜一憂するのも悪くはないが、日本の有力企業が、また外資に買収されることも気掛かりである。

《福田俊之》

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