3日、ジャガージャパンは新型『Sタイプ』の日本国内価格と仕様を発表した。「2.5V6」から「R」まで全5車種のラインナップ。エントリーモデル「2.5V6」は今回新設定で、Sタイプのベース価格は一気に100万円近く下がった。やはり新設定の「R」は4.2リットルV8スーパーチャージド・エンジン搭載のフラッグシップ。
また従来の「3.0V6」「3.0スポーツ」は継続するいっぽう、「4.0V8」は「4.2V8」と交代する。中間3モデルの価格は新型エンジンとなった「4.2V8」も含めてほぼ据え置き。7月1日より「2.5V6」「3.0V6」が、9月2日より「3.0スポーツ」「4.2V8」「R」が販売される。
エクステリアデザインの変更は最小限にとどめる一方で、テクノロジーや装備を大幅に改良または刷新し、全体的な性能・装備を著しく向上させたという。トランスミッションは新型ZF製6ATを全車に標準装備、エンジンは2.5リットルV6(204PS/25.5kgm)、4.2リットルV8(304PS/42.9kgm)、4.2リットルV8スーパーチャージド(406PS/56.4kgm)が新開発。
ジャガージャパン代表のデイビッド・ブルームは、「1999年Sタイプの発売によってジャガーのラインナップ拡充戦略はスタートした。昨2001年の『Xタイプ』によって拡充プロセスは一気に広がり、02年第1四半期の売上台数は全世界で前年同期比の80%増、日本では105%増に達した。そして新しくなったSタイプによって、ジャガーのラインナップをさらに強固なものとしていく」と述べている。
■2.5V6 525万円 7月1日発売
■3.0V6 620万円 7月1日発売
■3.0スポーツ 670万円 9月2日発売
■4.2V8 745万円 9月2日発売
■R 960万円 9月2日発売