【新聞ウォッチ】「日本、歴史的初勝利」、朝刊各紙も“興奮”最高潮

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年6月10日付

●モスクワ、W杯ファン暴動化、パトカーなど10数台横転、炎上(朝日・39面)

●人に志あり、元米国日産社長 片山豊氏 「貫き通したZへの情熱」 (産経・4面)

●トルコ、日本投資拡大に期待、トヨタなど欧州向け輸出拡大 (産経・5面)

●「で、どうなった?」GMと提携の伊フィアット「同族体質改善されず」 (毎日・9面)

●知って得する暮らし百科、「自動車保険をどう選べばいいのか」 (毎日・11面)

●W杯、韓国、景品競争も熱く、乗用車などもプレゼント(日経・9面)

●米GM、中国で商用車生産 (日経・11面)

●ホンダ、リコール届け出までの期間、一ヵ月に短縮へ (日経・13面)

ひとくちコメント

ワールドカップで日本が歴史的な初勝利を飾った。一般紙は当然のことだが、日経までも一面中央に「喜びを爆発させる日本イレブン」のカラー写真を大きく掲載。さらにスポーツ面、社会面に至っては、各紙ともスポーツ紙顔負けの派手な紙面構成である。

そこで、社会面の見出しの一部を紹介すると、朝日が「燃えた、待ってた、魅せた、はじけた」、東京は「その瞬間、総立ち、歓声海峡越えた」、などと、「熱狂列島、歓喜の嵐」(日経)の模様を報じている。風変わりなのは毎日で、両面を割いて「ニッポン、ニッポン、ニッポン、ニッポン、ニッポン、稲本しびれた」とニッポンの活字を5連発。

気になるところでは、日本列島が歓喜のとどろきが続くなか、モスクワ中心部では興奮した一部の群衆が止めてあった車などを破壊。各紙とも炎上する車の写真を取り上げている。幸か不幸か、きょうは週明けということも重なって、特筆するような自動車関連の記事は見当たらなかった。

《福田俊之》

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