ヤナセは、ダイムラークライスラーの多目的作業車メルセデス・ベンツ『ウニモグ』にザグロ社製軌道走行装置を装備した狭軌用軌陸車U400ZAを24日から発売する。ウニモグが26年ぶりモデルチェンジしたため。
ウニモグの軌陸車は一般道路はタイヤで走行し、軌道上ではスチール製のローラーで走行する。
今回の改良で、4m以上の踏み切り板があれば、どこからでもオンレール、オフレールが可能で、線路上の収納スペースが不要になる。前後進8段のオリジナルトランスミッションの装備で、前進、バックともに同じ速度で可能なほか、トルクコンバーターの装備で、けん引作業時の作業効率を向上させるとともに、クラッチレスによる簡易操作を可能にした。
価格は2850万円で、年間販売目標は30台。