駐車違反の反則金を拒んで逮捕---警察の行き過ぎ、という気も

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富山県警は26日、駐車違反を行いながらも再三の出頭命令を全て無視した行為が極めて悪質であるとして、27歳の女を25日までに道路交通法違反(放置駐車違反、長期反則金不納付)容疑で逮捕していたことを明らかにした。

警察の調べによると、この女は1999年9月24日の夜、勤務先近くの富山市桜木町付近の路上にクルマを数時間駐車し、道路交通法違反(駐車違反)で反則キップ(青キップ)の交付を受けた。ところがこの女は反則金を納付せず、県警や検察からの出頭要請についても全て無視し、その回数は26回に達するという。

今年に入ってからは容疑者宅を警察官が訪問するなどして、反則金の納付を行うように通告を行ったが、容疑者はこれを拒否したために悪質と判断し、今回の逮捕に至ったとしている。

警察では「きちんと反則金を納付した他の違反者との差異が生じるため」と説明している。が、そもそも反則金の支払いは任意であり、容疑者が支払い拒否の姿勢を貫いているのであれば逮捕以前に赤キップを交付し、それを理由に送検することもできたはずだ。それを飛び越えて逮捕してしまうとは……。

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《石田真一》

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