ガソリンを売らなかった店員に壮絶な暴行---凶悪な暴走族に宮城県警激怒

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宮城県警は27日、宮城県が定める「暴走族根絶条例」に基づき、給油を拒否したガソリンスタンド店員に対し、殴る蹴るなどの暴力行為を行ったとして暴走族メンバー2人を傷害容疑で逮捕していたことを明らかにした。

警察の調べによると、この2人は今年1月5日の午前2時ごろ、暴走行為の途中で立ち寄ったガソリンスタンドで給油するように依頼したところ、違法改造バイクと判断した28歳の店員から「宮城県条例に基づき、暴走族が使用する改造バイクへのガソリン給油は行っていない」と断ったことに腹を立て、この店員に暴力を加えて全治2カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。

城県(特に仙台市周辺)は暴走族の活動が活発で、神奈川県横浜市や広島県広島市と並び、全国でも指折りの凶悪さが指摘されている。県の暴走族根絶条例は1999年4月に施行され、暴走族活動の助長となるような商行為は自粛するように要請している。全国に先駆けて導入されたため、これを参考とする自治体は多々あるが、今回のように商行為を断ったことを理由に、店員が暴走族から暴行を受けたことが発覚したのは初めてだという。

県警では「毅然とした態度で条例を忠実に守った勇気ある青年に暴行を加え、全治2カ月もの重傷を負わせるような身勝手な行動は絶対に許せない。これを機にグループの完全解体を推進していく」とコメントしている。

なお、今回逮捕されたうちの1人は警官を負傷させるという別件で3月に逮捕されており、現在は公務執行妨害罪に問われて公判中の身だった。

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《石田真一》

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