【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ニッチ車開発手法が活かされた

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【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ニッチ車開発手法が活かされた
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これまでは、『カローラ・バン』『スプリンター・バン』『カルディナ・バン』など乗用車ワゴンの派生車種であったコマーシャルバンだが、『プロボックス』『サクシード』では専用シャーシと専用ボディが与えられた。

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この理由を第2開発センターボディ設計部の岩村徹氏は「荷室を最大限にとる、という目的を最優先にしてボディを設計できた。建築資材など1800mmを規格にしている荷は多いという調査があった。このクラスでは不可能だった1800mmの荷室長を実現できたのは専用設計ならでは」という。

「内装もグローブボックスを廃して、ふたが無く出し入れがしやすいワイドフリーラックに置き換えるなど、徹底することができたのは商用ユースのみを考えることができたから」(同岩村氏)

一方、営業的な視点で見ると「専用車種をつくることができるようになった」(トヨタ店営業本部部長池田茂樹氏)ことが大きい。「近年トヨタは、様々な車種を投入してニッチ市場に受け入れられるクルマづくりができるようになった。商用コマーシャルバンは145万台の市場があり、このニッチ市場向けの専用車づくりの立派なターゲットになり得た」(同池田氏)

「専用車を作り込むことで、より市場の要求に合ったクルマを、より低価格でユーザーに提供できることが最大のメッリット」(同池田氏)

いずれにしても、コマーシャルバン市場約5割のシェアとトヨタの新車開発能力(低コスト、低負荷で新車一台を開発できる)が組み合わさってこそできる、パワープレイが『プロボックス』『サクシード』の背景にあることは確かだろう。

《三浦和也》

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