大切なテープを売ったがために---押収されて号泣する警察マニア

自動車 社会 社会

警視庁は4日、警察無線の傍受内容をMP3ファイル化してCD-Rなどに焼きこんで販売し、5月に下旬に逮捕していた39歳の男を電波法違反(無線通信の秘密漏えい)容疑で書類送検したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は自分が趣味で集めた警察無線の傍受テープをCD-ROMに収録した状態で販売することを思いつき、スーパーへの強盗事件手配の一部始終や、駐車違反取り締まりの業務連絡、要人来日時の警備無線の記録など、主に1980年代のものを収録し、インターネット上で「デジタル化により二度と聞けなくなってしまった貴重なものです」と宣伝して販売していた疑い。

総売上金は35万円で顧客は約100人。警察マニアが圧倒的に多く、他の手帳偽造など他の犯罪で検挙暦のある人物などもリストアップされていたことから、警察ではこれらの資料を押収し、男を送検することにしたもの。調べに対して男は「最初は仲間内だけでやり取りするつもりが規模が大きくなってしまった。没収されるぐらいなら販売しなければ良かった」とうなだれているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る