警官をひき逃げした飲酒男を緊急逮捕

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静岡県警は3日、交通事故の実況見分を行っていた警官に気づかずにクルマではね、軽傷を負わせたにも関わらず逃走したとして、焼津市に住む49歳の男を道路交通法違反(酒気帯び、ひき逃げ)と業務上過失致傷の疑いで逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は浜松市内で同僚らと飲酒した後、自分の所有するクルマを運転して帰宅する際、国道1号線で交通事故の実況見分を行っていた51歳巡査部長の姿に気がつくのが遅れ、そのままクルマで突っ込んだ。巡査部長は転倒した際に頭を打ち、軽いケガを負ったが、男はそのままクルマを走らせて現場から逃走した。

しかし、事故を目撃した同僚の警官が緊急手配を行い、事故発生から15分後の午後9時45分に発見され、道交法違反容疑などで緊急逮捕された。

警察の調べに対し、男は「事故の瞬間まで警官の存在に気がつかなかったし、ひいたのが警官であることもわからなかった。飲酒運転の発覚を恐れて逃げてしまった。本当に申し訳ない」と供述しているという。警察では気づかなかったことが飲酒によるものなのか、漫然運転によるものなのか、さらに調べを進めていく方針。

《石田真一》

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