警官をひき逃げした飲酒男を緊急逮捕

自動車 社会 社会

静岡県警は3日、交通事故の実況見分を行っていた警官に気づかずにクルマではね、軽傷を負わせたにも関わらず逃走したとして、焼津市に住む49歳の男を道路交通法違反(酒気帯び、ひき逃げ)と業務上過失致傷の疑いで逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は浜松市内で同僚らと飲酒した後、自分の所有するクルマを運転して帰宅する際、国道1号線で交通事故の実況見分を行っていた51歳巡査部長の姿に気がつくのが遅れ、そのままクルマで突っ込んだ。巡査部長は転倒した際に頭を打ち、軽いケガを負ったが、男はそのままクルマを走らせて現場から逃走した。

しかし、事故を目撃した同僚の警官が緊急手配を行い、事故発生から15分後の午後9時45分に発見され、道交法違反容疑などで緊急逮捕された。

警察の調べに対し、男は「事故の瞬間まで警官の存在に気がつかなかったし、ひいたのが警官であることもわからなかった。飲酒運転の発覚を恐れて逃げてしまった。本当に申し訳ない」と供述しているという。警察では気づかなかったことが飲酒によるものなのか、漫然運転によるものなのか、さらに調べを進めていく方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  2. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  5. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る