埼玉県警のパトカーが交差点で衝突事故 --- 県警が発表

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埼玉県警は9日、交通違反者を追跡していたパトカーが一時停止義務を怠り、交差点で出会い頭に衝突する事故を起こし、相手のドライバーにケガを負わせていたことを明らかにした。

事故が起きたのは8日の午後7時ごろで、埼玉県警・吉川警察署地域課のパトカーがパトロールをしていたところ、一方通行の道路を逆走していく原付バイクを発見したため、赤色灯を点灯し、このバイクの追尾を開始した。

ところが逃走するバイクを追いかける際、一時停止義務のある交差点にノーブレーキで進入し、優先道路を走行していた28歳男性の運転する乗用車と出会い頭に衝突した。この事故でパトカーを運転していた38歳の警部補と、衝突されたクルマのドライバーが共に軽傷を負っている。追いかけられていたバイクは衝撃音を聞いて一度は停止したが、そのまま走り去っていったという。埼玉県警では「パトカーの側に安全義務の怠りがあった」として、運転していた警部補から事情を聞いている。

埼玉県警ではこのような警察車両の事故についての発表を積極的に行っており、その数は他の都道府県に比べて群を抜いて多くなっている。

《石田真一》

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