前日の米国株式市場が、企業会計疑惑、企業業績の不透明感から今年最大の下げ。円相場は1ドル=117円台の円高と悪材料が重なり、全体相場は大幅続落。自動車株も全面安となった。
日産自動車が前日比13円安の832円と続落し、トヨタ自動車も続落し10円安の3000円ちょうど。マツダ、三菱自動車工業もさえない。
ホンダは一時100円安と、終日軟調な動き。2004年度で340万台(27%増)を目指す世界販売台数の拡大計画、中国での生産計画など好材料が相次ぎ、大手米系証券では中長期的な目標株価を7000円に設定しているが、円相場や米国株の動きに振り回されている格好。売り先行の動きに、結局は50円安の4850円と続落して引けた。
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