マツダのロータリーエンジンを育てた松田耕平・元社長、逝く

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マツダのロータリーエンジンを育てた松田耕平・元社長、逝く
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マツダの創業者の孫で、3代目社長を務めた松田耕平氏が10日、胃がんのため、東京都内の病院で死去した。

松田耕平氏は、マツダの創業者の故・松田重次郎氏の孫で、二代目社長だった松田恒治氏が急死したことから、1970年に社長に就任した。

ロータリーエンジンがマツダが成長する活路と見て、主力車種に相次いでロータリーエンジンを搭載したものの、その後のオイルショックで、燃費をがぶ飲みするロータリーエンジンが敬遠され、販売は低迷した。経営も悪化して1977年、メーンバンクの住友銀行の指導もあって代表権を持たない会長に就任した。

これを機に、マツダでの影響力も薄れ、マツダはフォード・モーター資本提携を結び、グループ入りすることに。1970年から広島東洋カープのオーナーでもあった。

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《レスポンス編集部》

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