自動車教習所の盗難事件! 運転免許センター職員が頭を抱える

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24日未明、埼玉県飯能市の自動車教習所で、1階の事務室内にあった耐火型の金庫が盗まれるという被害があった。現金の被害は無かったが、20万円相当の県証紙と、仮免許学科試験の問題300部が盗まれた。

警察の調べによると、事件が起きたのは24日の午前2時10分ごろで、埼玉県飯能市岩沢にある指定自動車教習所・飯能自動車学校に「何者かがガラスを割って内部に侵入したようだ」と、非常通報装置作動を受けて駆けつけた警備会社の社員が110番通報を行なった。

駆けつけた警察が内部を調べたところ、1階の事務室内にあった小型の耐火金庫が盗まれているのを発見した。教習所関係者の被害届けによると、金庫の中には20万円分の埼玉県証紙と、高速教習に使う1万円分の高速道路通行券、そして300部の仮免許用学科問題が入っており、現金は入っていなかったという。

実害はほとんど無かったようだが、この知らせに頭を抱えたのが県運転免許センターの関係者。実は県内の教習所で使う仮免許用の学科問題は、埼玉県公安委員会が指定する54の教習所で全く同じものが用いられている。今回、盗難という手段で問題が持ち出されたため、早急に試験問題を作り変えて再配布する必要が生じてしまった。教習所の実害は少なかったが、免許課としては問題の作りかえという必要のない苦労を強いられたこととなり、「これは損害に含めるべきなのか」と頭を悩ませているようだ。

《石田真一》

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