警官のコスプレで暴走族抑止!? マニアの少年を逮捕

自動車 社会 社会

静岡県警は1日、制服警察官に酷似したスタイルをして歩道に立ち、暴走族の監視活動を行っていたとして、小山町に住む19歳の少年を軽犯罪法違反容疑で静岡家裁沼津支部に書類送致したことを明らかにした。

この少年は7月19日の午後1時ごろ、小山町須走の東富士五湖道路須走インターチェンジ(IC)交差点付近の歩道脇で、制服警察官と酷似したスタイルで立っているところを、現場付近を巡回していた本物の警察官に見つかり、補導された。

警察の調べによると、少年はいわゆる“警察マニア”で、同様の趣味を持つマニアからインターネットを通じて制服、階級章、ヘルメットなどを購入したという。道路脇に立っていた動機は自尊心を満たすためのようだが、その一方で「暴走族に腹が立った。こういうスタイルで立っていれば、彼らの活動への抑止効果になると思った」とも話しているという。アルバイトでも警備員をしており、本物の警察官と勘違いして道を聞く人などには適切に対処していたようだ。

警察では「正義感は強いのだろうが、警官のコスプレは困る」と話している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る