【新聞ウォッチ】夏休み期間中、要注意の自動車メーカーはどこか?

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【新聞ウォッチ】夏休み期間中、要注意の自動車メーカーはどこか?
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年8月9日付

●環境省が方針、CO2削減分買い取り、地域団体などから1キロ50円で(朝日・1面)

●環境省、廃プラスチック発電推進、来年度予算で10億円要求(読売・1面)

●二輪車も環境重視、低排ガスエンジンのホンダ、電動スクーターのヤマハなど登場(読売・10面)

●トヨタ値下げ攻勢、「ファンカーゴ」2-7万円下げ(読売・10面)

●米消費者団体、日産車にリコール要求(産経・8面)

●8月10日「道の日」特集・車優先から人優先へ(毎日・26日)

●マツダのブース社長、「5ドア・スポーツ車の市場拡大」に自信(東京・6面)

●ホンダ「安全」も最速、新型カーテンエアバッグ開発(東京・7面)

●こちら特報部、甘えん坊ドライバー出現、初心者事故、確率じわり(東京・24-25面)

●ブリヂストン、世界12工場増産、300億円投資、業績回復し攻勢(日経・11面)

●中国自動車大国へ(中)「ビッグ3」体制へ、再編進み競争本格化(日経・13面)

ひとくちコメント

1カ月も休暇を取るブッシュ米大統領には及ばないが、明日から長期の夏期休暇に入る企業も多い。もっとも、新聞記事をチェックしていると、自動車関連に限ってみれば、各紙ともすでに夏休みモードに突入しているようだ。きょうの紙面をみても、ホンダが発表した新型カーテンエアバッグの記事を除けば、自動車メーカーの話題はほとんど見当たらない。

それでも中国の最新自動車事情を3回シリーズで報じている日経や「こちら特報部」で自動車教習所の実態をレポートしている東京などの特集・企画物はそれなりに掲載されているが、猛暑が続く間、しばらくは特ダネも期待できそうもない。

とはいえ、国内販売が極端に落ち込んでいる三菱自動車や経営再建の遅れから米国「SIA」工場を合弁相手の富士重工に全面譲渡するという噂の飛び交ういすゞ自動車などの経営陣は、のんびりとバカンス気分を味わってもいられないだろう。せめてこれらの会社の株価の動きだけでも注意深く見守る必要がある。

《福田俊之》

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