事故を覚えてないほど酒を飲んで? ---養護学校教頭を逮捕

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新潟県警は19日、飲酒運転の末に信号無視を発端とする事故を起こし、相手がケガを負ったにも関わらず現場から逃走したとして、新井市に住む53歳の養護学校教頭の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の容疑で逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、問題の事故が起きたのは今月4日の午後6時30分ごろで、新井市内の市道交差点を青信号で進入した44歳主婦運転の乗用車に、右側から走ってきた乗用車が出会い頭に衝突した。この事故で助手席にいた39歳の女性が全治2週間程度の軽傷を負ったが、衝突してきたクルマはそのまま現場から逃走した。

しかし、軽傷を負った主婦は逃げ去るクルマのナンバーの一部と車種をしっかりと記憶していたため、通報を受けた警察はその情報を元に捜査を展開。新井市内の養護学校で教頭を務める53歳の男が捜査線上に浮上してきた。

警察でこの男から任意で事情を聞いていたところ、当初は「事故は知らない」と答えていたが、クルマが修理に出されていることや目撃証言などを材料に追及したところ、17日ごろから「酒に酔っていたからわからない」と供述するようになった。警察で男の供述を基に飲酒量を想定したところ、事故直前までに飲んでいたアルコールは多量で、当時は酒酔い運転の数値を達成していた可能性が濃厚になったため、19日に道交法違反容疑での逮捕となった。

飲んでいたアルコールが多量で信号無視を行っていること、さらには現場から逃走していることなど、悪質な点が多いことから今後は危険運転致傷容疑の適用も視野に入れた捜査を行っていくとしている。

《石田真一》

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