ハンガリーGPで完璧とも言える1-2フィニッシュでコンストラクターズ・タイトルに花を添えたフェラーリ。レースを振り返り、ジャン・トッドは「公平に見て、ピットウォールから見る限り、これまでで一番簡単な1-2だったと言っていいだろう。なぜならスタートからかなり速さで優っていたからね」とコメント。
1コーナーに2台のマシンが最初に飛び込むことが重要だったんだが、それが実現できた。ミハエルにとっては簡単ではなかったが、それでも彼はやってのけたよ。スタート前、私たちには2つの大きな目標があった。一つはコンストラクターズ・チャンピオンシップを獲得すること。これは日曜日に4年連続で達成できた。もう一つがルーベンスをチャンピオンシップで2位に入れることだ」
下降するテレビ視聴率を上げるためには、このようにランキング上位を独占しているチームが所属する両ドライバーをお互いに戦わせることは義務なのでは、との問いには、「ハンガリーで他チームに比べどれほど多くのフェラーリ旗が振られていたか見たかい? 現在、世界では気象状況や経済状況など、さまざまな困難が存在する。チャンピオンシップが望まれるほどオープンでないことは事実だが、それは過去にもあったことだ」と答えた