トヨタが『カローラ』の年間販売トップ堅持のため9月から大攻勢をかける

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トヨタが『カローラ』の年間販売トップ堅持のため9月から大攻勢をかける
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情報筋によると、トヨタは9月19日に『カローラ』シリーズのセダン、ワゴン(『フィールダー』)、5ドアHB(『ランクス』)をマイナーチェンジし、銘柄別年間販売台数トップを目指す方針だ。

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7月までの登録累計は12万7614台でホンダ『フィット』の13万9989台に1万2375台引き離されている。02年までは連続33年間も登録車トップの座を守り続けており、このまま推移するとフィットにトップの座を奪われることになるため、あと4カ月間で巻き返す方針である。

マイナーチェンジによってセダンは月販6000台、フィールダー5000台、ランクス2400台、合わせて1万3400台。これにミニバンの『スパシオ』4000台程度を加えると1万7400台になるから、これでフィットを抜き返そうというもの。一般向けの拡販の他販売店の社用車、レンタカーを含めた関連業者、従業員及び家族への代替え要請も行う。

しかしながらホンダのフィットも負けてはいない。9月12日には1.5リットルエンジンを搭載した「1.5T」を発表し、13日から発売する。これによって5000台/月を販売し、シリーズ全体で2万台/月を売る計画だ。こうしたことから9月以降の両モデルの増販合戦の行方が注目される。

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