駐禁レッカーは警察の交通商法、そのカラクリと支えているもの

モータースポーツ/エンタメ 出版物
駐禁レッカーは警察の交通商法、そのカラクリと支えているもの
駐禁レッカーは警察の交通商法、そのカラクリと支えているもの 全 1 枚 拡大写真

駐禁ウォーズ!!5巻
作:今井亮一/画:ウヒョ助
税込み価格630円 発行:小学館

「父娘対談」/「理想の受け売り」/「変わらない思い」/「テレビ出演」/「宣戦布告」/「カッコ悪い男」/「娘の願い」/「戦闘開始」/「竜崎、猛攻!!」/「素晴らしき行政制裁金」/「行政制裁金の真実」/「恐るべき未来」/「親子ゲンカは永遠に」……(目次より)

交通ジャーナリスト(交通違反マニア?)の今井亮一です。思い起こせば四半世紀前、1975年のことです、小池一夫さん、梶原一騎さんの(万分の1くらい)大儲けしてやろうと、大学を中退して劇画原作の勉強を始めたのは。

その後、原作のほうは芽が出ないまま、活字媒体のライターとしてデビュー。「本業は原作だ。ライターは趣味みたいなもんだから自分の好きなこと(つまり交通違反のこと)しか取材しないし書かないよ」とやっているうち、いつしか交通違反の専門家となり、その縁で2000年、本邦初の本格的スピード違反裁判コミック『交通被告人 前へ!!』(絵はウヒョ助、スピリッツコミックス、上下巻)の原作をなんと担当させてもらうこととなったわけです。

その第2弾、駐禁レッカー編として、2001年5月から連載スタートした『駐禁ウォーズ!!』(絵はウヒョ助)が、2002年6月に最終回を迎え、このたび単行本第5巻(最終巻)が出ることとなりました。駐禁レッカーは警察の“交通商法”にほかなりません。しかし警察を恨んで罵って終わることはできません。商法のカラクリといっしょに、汚い商法を支えているものは何なのか、そこを描いたつもりです。7500万運転者の胸に届く作品になったかどうか、批評いただければ幸いです。

《》

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